とにかくモチベーションが上がらない、力の抜けた状態の時は勉強・仕事において大敵といってもいいかもしれません。
そう言う時は、脳が疲れているのかな?と勝手に想像して休憩を入れていましたが、実はとある本で「脳は、ぜんぜん疲れない」「30歳以降に、脳の能力は飛躍的に伸びる」という意外な事実を知ってから考えが変わりました。
その本とは、海馬―脳は疲れないという本です。
脳の専門家である池谷氏の話を、素人の糸井重里との対談形式で読み手にも分かり易くなっている、ぬるく読める本なのですが、内容は折り紙付きでした。
さらに、やる気が起きないときですが、やる気を生み出すのは脳の側坐核という部位で、これを刺激することでやる気が湧いてくる。
つまり、刺激というのは作業を始めるということ。
やる気を出すためには、とにかく勉強でも仕事でも「始めることが一番の薬」になるんだそうです。やり始める前にやる気がないのは当然なのです。
[ ほぼ日刊イトイ新聞 - 海馬。 ]