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航空従事者

航空従事者とは、日本の航空法に定められている国家資格「航空従事者技能証明」の保持者のことで、日本で航空機を扱う(航空業務を行おうとする)際にはこの資格が必要とされます。
受験資格 ※ここに記入されている者は年齢のみです。
(12種類ありますが、飛行経歴やその他条件等細かく規定されています。)

1. 一等航空士 / 18歳以上
2. 二等航空士 / 17歳以上
3. 一等航空整備士 / 20歳以上
4. 二等航空整備士 / 19歳以上
6. 航空機関士 / 18歳以上
7. 航空通信士 / 17歳以上
8. 定期運送用操縦士 / 18歳以上
9. 事業用操縦士 / 18歳以上
10. 自家用操縦士 / 17歳以上(滑空機16歳以上)
11. 航空工場整備士 / 18歳以上
12. 運行管理者 / 21歳以上
13. 一等航空運行整備士 / 18歳以上
14. 二等航空運行整備士 / 18歳以上
受験内容

航空機の操縦その他の運航の業務又は整備、改造をした航空機についての確認の業務を行おうとする者は、国土交通大臣の航空従事者技能証明(ライセンス)等を受けなければなりません。技能証明等は、航空法に基づきその要件として、(1)一定の年齢及び飛行経験を有すること、(2)一定の欠格事由に該当しないこと、及び(3)航空業務に従事するのに必要な知識及び能力を有するかどうかを判定するための試験に合格することを規定しています。

  なお、高度の専門的技能の要求される定期運送用操縦士(機長)についてみると、基礎的な訓練を受けた者が航空会社に入社してから資格取得まで10〜15年程度要するのが通常です。

一等航空士
学科 / 空中航法知識、気象知識、通信知識、工学知識、法知識
実技 / 推測航法、無線航法、天測航法

二等航空士
学科 / 空中航法知識、気象知識、通信知識、工学知識、法知識
実技 / 推測航法、天測航法

一等、二等航空整備士
学科 / 機体(航空力学理論含む)、発動機知識、電子部品等、航空法規(ヒューマン・ファクタ含む)
実技 / 整備基本技術、整備・検査知識、整備技術、点検作業、動力装置操作

航空機関士
学科 / 航空力学、重心位置計算、機体知識、発動機知識、装備品知識、飛行中時の制御航法、通信知識、法規
実技 / 装備品取扱・整備・検査、重心位置計算、発動機制御、燃料計算、故障の際の措置

航空機関士(滑空機)
学科 / 航空工学、航空気象、空中航法、航空通信、国内航空法規
実技 / 装備品取扱・整備・検査、重心位置計算

航空通信士
学科 / 航空通信、機体構造、航法、航空気象、法規

定期運送用操縦士
学科 / 航空工学、航空気象、空中航法、航空通信、航空法規
実技 / 運航知識、点検作業、飛行場等の運航、離陸・着陸、緊急時操作・連携、連絡、総合能力等

事業用操縦士(飛行機、飛行船)
学科 / 航空工学、航空気象、空中航法、航空通信、航空法規
実技 / 外部視認飛行、野外飛行

事業用操縦士(滑空機)
学科 / 航空工学、滑空機航空気象、空中航法、航空通信、航空法規
実技 / 運航知識、点検、飛行上等航行、離陸・着陸、緊急時操作・連携、連絡、総合能力

自家用操縦士(飛行機、飛行船)
学科 / 航空工学、航空気象、空中航法、航空通信、航空法規
実技 / 事業用操縦士(飛行機、飛行船)と同じ範囲

自家用操縦士(滑空機)
学科 / 航空工学、航空気象、空中航法、航空通信、航空法規
実技 / 事業用操縦士(滑空機)と同じ範囲

航空工場整備士
学科 / 航空力学・取扱知識、機体知識、整備・改造・点検知識、法規
実技 / 機体の装備品の取扱、整備・検査、搭載重量配分・重心位置の計算

運行管理者
学科 / 航空機全般知識、運航知識、保安施設、無線通信、航空気象・天気図、空中航法、法規
実技 / 天気図解読、気象状態予測、航行援助

一等、二等航空運行整備士
学科 / 期待・電子装備品等、発動機、航空法規
実技 / 整備基本技術・検査技術・整備知見、日常点検作業
受験日程 3月、8月 / 全部
11月 / 一部
試験日2ヶ月前に官報に公示
受験地 千歳、岩沼、東京、名古屋、大阪、福岡、宮崎、那覇他。
受験料 学科 / 5,600円
実技 / 種類により異なります。
合格発表 官報に記載されます。詳しくはお問い合わせください。
受験申し込み
お問い合わせ
国土交通省航空局技術部乗員課検定係 03-5253-8111
東京航空局保安部運用課 03-5275--9292
大阪航空局保安部運用課 06-6949-6211
ホームページ 国土交通省航空局
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