多数の船舶が行き交う港や海峡、内海において、それらの環境に精通することが困難な外航船の船長を補助し、船舶を安全に効率的に導く専門家の資格。
全国には39の水先区があり、それぞれに必要な水先人の数が定められ、免許を与えられた水先区でのみ業務を行なうことができる。
受験資格 |
一次試験 / (筆記)
航行区域沿海区域以上で総トン数3,000トン以上の船舶に3年以上船長として乗船経験がある者で
以下に該当しない者。
1. 日本国民でない者。
2. 禁固以上の刑に処せられその刑の終わらない者。
3. 船舶職員法に基づく免許の取消または、船長の職務で3回以上業務停止を受けた者。
二次試験 / (口述)
一次試験合格者で、就業生として3ヶ月以上の実務経験者。 |
受験内容 |
水先人とは、船長の補佐役として、その水域に精通し熟練した操船技量と高度な知識を有する者として認められる国家資格です。
一次試験 / (筆記)
1. 身体検査
2. 海上事故予防法規、海上交通安全法、操船知識、気象知識、港湾知識
二次試験 / (口述)
1. 気象・海象知識
2. 水深、距離、障害物、航路標識等の知識
3. 操船知識
4. 国際通信信号知識
5. 条例、規則
6. 英会話
7. 一次試験範囲の応用問題
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受験日程 |
一次試験 / 5月中旬〜6月上旬頃の2日間
二次試験 / 11月から翌年1月までの指定された日。 |
受験地 |
一次試験 / 東京
二次試験 / 地方運輸局所在地 |
受験料 |
一次試験 / 身体検査3,450円 筆記試験10,300円
二次試験 / 12,400円 |
合格発表 |
約1ヵ月後 |
受験申し込み
お問い合わせ |
国土交通省海事局船員部船舶職員課水先係
03-5253-8111 |
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国土交通省 |